2020/12/19 14:37

ついにというリアクションが正しいのかわかりませんが、


ついにこちらにも雪が降りました!めったに雪が降らない地域なので


わたしにとっては雪はポジティブな印象ですが、雪が困る地域もたくさんあると


思いますので喜んでいいのか複雑になる毎年です。。。


ただ冬を脳から全身に理解するのに雪の存在はまさにうってつけで。




こんな話のつなぎ方で「秋冬」つくりましたとつなげていくのは変ですか?笑




で!笑




今回は「リメイク」について考えたいと思います。


わたしのつくるお洋服もほとんどが「リメイク」によって表現させていただいておりますが、


ふと思うわけです。「リメイクってなに?」と。


これは技術的なことではなくブランドとしての「なに?」になるんです。




リメイクのデザインをする場合はわたしはデザイン画を描きません。というか


出会った古着でつくるので描くことができないんですよね。




ただ古着を見つめて頭の中でこれとこれを解体して、これの袖は破れてるから


ここ以外を使って、この古着は切り替えのアクセントに....などなどを永遠に


続けることが「デザイン」の作業にそのまま反映されて服が製作されていきます。




本来テーマがあり、それに向けてリサーチを重ねデザイン画を描きながら生地や素材と


フィットさせていくのが服の大まかな製作プロセスだったり。(※これは私の場合です)


これは料理でいうとレシピを考えて、それに合った具材、調味料を分量用意してから


調理し味を調整しながらレシピに近づけていくプロセスです。




リメイクは目の前の具材をどう料理したら美味しくなるのか、調味料も置いてあるものを


使う、量も欲しい分がなかったり、、、そんな中で料理する感覚なんですよね。




とってもライブ感に溢れた行き当たりばったり感の感じがしますよね笑




リメイクにはそんな「生感」があります。計画を立てずに製作段階に入るので


想定と違う工程が常にあり、その中で素敵なお洋服になればと思って縫っていきます。




偶然生み出されていく不完全なディティールだったり、計算外の素材感の相性だったり、


リメイクにはそんな「想定外」が繰り返されながら完成されていく服なんです。


※私の場合ですが。。。




KOH ISHIGUROのリメイク服にはそんな「アドリブ」で構成される奇跡的な「スパイス」を


成分として含んでいおります。




わたしにとってのリメイクの価値は


危うさの中にしかワクワクが見出せないような狂喜でもあり、その瞬間にしか体感できない刹那的な


感度を含んだ「常に新しい」世界なんです。